10月23日(日)、南丹市日吉町旧五ヶ荘小学校にて、おためし田舎暮らしツアー第三回~日吉の家を見てみよう~を開催しました。
一般参加者は18名(うちリピーター9名)、地元協議会やボランティア、地域おこし協力隊は11名。計29名で、リピーターの方はご家族もお連れいただき、とてもにぎやかになりました。
収穫体験があるのにお天気が微妙、、、主催の協力隊員雨女説が浮上しかけ、あわてましたが、、結局なんとかもちこたえました!
1 日吉の民家見学
はじめは五ヶ荘地域で協力していただけたおうちを見にいきました。道すがら、一緒に行ってくれた地元の方の説明を聞きながら、ぶらぶら歩いていきます。神社の大ケヤキが地元の方のおじいさんが戦争前に植えたものと聞いてびっくりする場面もありました。
1キロほど歩いて、ご近所のFさんのお宅に到着しました。Fさんは36年前にこちらの景色にひかれて移住された方です。ご自分でおうちを改装され、今も水道は引かず谷水を使い、薪でおふろをわかしておられます。田畑を作り、おくどさん(かまど)も現役!
じっくり見て、名残惜しみながら、次は二軒目の見学へ。現在改修中のNさん宅です。この地方の伝統的な四ツ目の畳のお部屋を、ギャラリーのような板間や掘りごたつに改装されていました。
二軒ともがらりと雰囲気が違い、どちらも素敵で、みんな質問がとまりませんでした。ご協力いただいたお二方、ありがとうございました。
2 「どろんこファーム」から収穫体験
計画にはありませんでしたが、どろんこファームの野菜が育ちすぎ、一部収穫しないと!と急遽盛り込まれました。ブロッコリーや白菜などの野菜を包丁でカットし、いらない葉っぱを手で折ります。あまりの大きさにみんなびっくりしていました。軽トラの荷台いっぱいに収穫ができました。
3 バーベキュー
地元の方たちが心のこもったバーベキューを用意してくださいました。古い家から持ってきたかまどを復活させて、羽釜ごはんと豚汁を作り、日吉で作られた炭で肉や地元野菜を焼きました。飛び入りで猪肉も持ってきていただき、予定よりも豪華な昼食になりました。地元の人も参加者の人も入りまじり、交流しながら楽しく食べました。
4 藍染体験
おなかがいっぱいになったら、午前に伺ったFさん宅で昨年採れた藍を使って藍染です。木綿のハンカチのしぼり染めをしました。みなさんこだわってきれいな模様をつけていらっしゃいました。完成品を持って記念撮影!
5 お土産タイムと交流会
今回のおみやげは、源流の水で育った新米と、日吉の名産黒枝豆です。バーベキューで使わなかった野菜や収穫した野菜も追加され、両手にあふれるおみやげになりました。五ヶ荘ふろしきの包み方ミニレクチャーもこれで三回目となりました。
交流会ではバーベキューで残った炭火を使って、チョコフォンデュをしました。地元の人と参加者、参加者同士、仲良くなりました。最後は木造校舎の黒板アートを見に行き、終了しました。
回を追うごとに、地元の方と参加者の方が仲良くなっていくように感じます。初回から来てくださっている方とはもう顔見知り。「また来たの。ようこそ」と話に花が咲いていました。とても楽しいツアーなので、まだの人はぜひ来てほしいです。
次回は最終回。初回で整備した峠道を歩き、地元の方手作りの鯖寿司を食べる予定です。海老坂峠は若狭湾からの塩や海産を運んだ鯖街道。往時に思いを馳せながらみんなで歩き、交流しましょう!
【アンケートより】
・企画盛りだくさんで充実した一日が過ごせました。
・地元の方のなまの生活やお話が聞けること、参加者同士も仲良くなれて、貴重な時間でした。ありがとうございました。
・住民の方の笑顔がすばらしいです!この地区に住みたい!
・みなさんやさしく接していただいて初めてでも入っていきやすいと思います。
・すべて満足です。
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