

南丹市園部町に移住 古川貴志さん・葉音さん
Profile
貴志さんは大阪の枚方出身。葉音さんは東京の八王子出身。学生時代に南丹市の大学に通学し、南丹市園部町の環境が気に入り定住を決意。お子さんは3人。
東京・大阪から移住!のびのび子育てできる南丹ライフを満喫♪
南丹市園部町の環境が気に入ったことや、住まいや勤務場所などいくつかの条件に恵まれ、南丹市で暮らしてくことを決めたそうです。
現在、貴志さんは木工作家として、葉音さんは公務員としてお仕事をしながら、3人の元気いっぱいなお子さんたちと、忙しいながらも充実した日々を過ごしています。
ご夫婦はそれぞれ大阪の枚方・東京の八王子で生まれ育ち、ひっきりなしに走る電車と、たくさんのもので溢れる街が日常でした。
そんな街中の喧騒と常に新しいものが目に付く環境に窮屈な思いをしていた葉音さんにとって南丹市は、「ゆっくり過ごせる居心地の良い場所」なんだそうです。
また、貴志さんも、大阪に帰ると人込みや狭い空に窮屈さを感じるそうで、「のびのび暮らせる田舎での子育てが自分には合っている」と話してくれました。
スーパーの品ぞろえは大阪の街中と同じ!病院も充実

Point
買い物・医療・食料品は園部町内のスーパー
・ネットショッピングで都会と変わらない便利さ
・車があれば不便はなし
・小児科、耳鼻咽喉科、歯医者の他総合病院もある
田舎への移住での心配事としてあげられるのが「買物」です。
買い出し担当の貴志さん曰く「食料品は園部内のスーパーで事足りるし、品ぞろえは大阪枚方の街中と変わらない」とのことです。
日用品はネットショッピングを利用するときもあるそうですが、荷物の到着が遅いと感じることはなく、便利さは都会と変わらないと話してくれました。
衣料品は市外に買いに出掛けるそうですが、車があれば不便はないとのこと。
むしろ、静かなまちの環境が変わってしまうので、人がたくさん集まる商業施設はなくてもいいと感じるそうです。
また、南丹市園部町には小児科・耳鼻咽喉科・歯医者などの診療所が充実しており、八木町には夜間や休日の救急外来にも対応している総合病院もあるため、病院について困ることはないそうです。
ただ、産婦人科が市内に1ヵ所しかなく病院の選択肢がないことと、市外の産婦人科に通うには車で30分以上かかってしまうことが、不便に感じたと話してくれました。
夏には近所で川遊び!車で遊びに出掛けるのにも便利な立地
そうして教えてもらい訪れた近所の川は水がとても澄んでおり、そっと覗き込んだら小魚や川エビが泳いでいて感動したと話してくれました。
子どもが大きくなれば虫取りなどにも挑戦してみたいと語る貴志さん。

Point
子どもの遊び場・小魚や川エビの泳ぐ川
・車で行ける近郊の自然公園や動物園
・スプリングスひよし
古川家流!地域になじむコツ3選!

しかし、そんな古川家も地域になじむまでには苦労があり、その貴重な体験を経て「地域になじむコツ」をつかんだと言います。
[地域になじむコツ3つ]
①地域の決まりを積極的に聞く ②叱られてもへこみすぎない ③話せば分かり合える |
①地域の決まりを積極的に聞く
そんなときはへこみすぎず、次回気を付けようと気持ちを切り替えることが大切だそう。
古川家が現在の住まいに引っ越して間もない頃、当番でゴミ捨て場に資源回収用のボックスを設置しました。
貴志さんが子どもたちを保育所に送り届け帰宅したときにはゴミは回収されており、そのときちょうど鉢合わせた近所の方に、早くボックスを片付けてほしいとお願いされたそうです。
貴志さんは正直に、子どもの送り迎えがあり片付けが遅れてしまったことを謝罪しました。すると近所の方は古川家の事情を理解してくれ、次の当番からは片付けが遅くなっても注意を受けることはなくなったそうです。
あって良かったと感じる子育て支援3選!

[あって良かったと感じる子育て支援3つ]
①南丹市子育てすこやかセンター ②子宝祝金/入学祝金 ③子育て手当 |
①南丹市子育てすこやかセンター
葉音さんはお子さんが保育所に通うまでの間、毎日のように通っていたそうで、
「家に子どもと二人っきりでいると、ごはんを上手く食べてくれないときなど、子育てが上手くいかないときに気分が落ち込んでしまう。」
「子育てセンターで周りに人がいて一緒に子どもを見てくれるだけで、気持ちがとても楽になった」
また、小学校・中学校入学後3カ月以内の申請により、それぞれ3万円・4万円を支給します。いずれも南丹市独自の制度です。

まとめ
南丹市に移住し3人のお子さんを育てられている古川夫妻からは、園部での生活事情はもちろん、地域へのなじみ方、そして実際に子育て支援を受けた感想を伺うことができました。南丹市の子育て支援については、のびのびなんたん(南丹市子育て応援サイト)で最新の情報を公開していますので、ぜひご覧ください♪
参考サイト「のびのびなんたん」